お庭のオリーブは大丈夫?シンボルツリーとして人気のオリーブに忍びよる魔の手。

庭木として人気のオリーブ。

人気の理由は

  • 常緑樹で、葉はキレイなシルバーリーフ
  • 乾燥に強い
  • 手に負えないほどボサボサになりにくい
  • 虫や病気の被害が少ない
  • 平和の象徴 などなど。

見た目の魅力もさることながら、手間がかからないコトがポイントです。

しかし今 オリーブが続々と枯れる被害が出ています。

その原因と対策を読んで、お庭のシンボルツリーを護りましょう。

庭木のオリーブが枯れる原因はほんの小さなムシだった

気づいた時には枯れているパターンが多いほど、枯れる時はあっという間です。

「枝の先端が枯れてきたな〜。」と思っていると、次に気づいたときには「あれ?あれれ?葉が茶色に・・・」なんて事も。

あっという間に枯れてしまう原因は、こんな小さなムシです。

その名もオリーブアナアキゾウムシ

その名の通り、オリーブに穴を開けるゾウムシです。このムシがオリーブの中を食い荒らすせいで木が枯れてしまうのです。(詳しくは後ほど)

ではこのムシからオリーブを守るためにはどうすればいいのでしょうか。

ゾウムシ被害の対応と予防策

まずはオリーブの根元を確認、どんな状況なのかを判断しましょう。それによって、オリーブへの対応が変わってきます。

オリーブの枝先や根元をチェックして、下のチャートを進んでみましょう。

必要な対策が分かります。

地植えのオリーブ、根元に木クズが出ているときの【殺虫対策】。カンタンな方法

根元に木クズがたまっている時は、中でオリーブアナアキゾウムシの幼虫が活動中のサインです。

こうしている間にも、オリーブの内部をバリバリ食べ進めています。何よりまずこの幼虫を退治しないと、大切なオリーブがやられてしまいます。

オリーブアナアキゾウムシの幼虫を退治するポイントは2つ。

  1. 幼虫がどこに潜んでいるか確認して
  2. 木の内部に殺虫剤を浸透させる。

これだけです。まずは、敵がどこにいるかを確認しましょう。

その方法は意外とカンタン。『直接内部を見る』!!これで一目瞭然です。

  1. 根元の穴の周囲をさわる
  2. 手で剥げる樹皮をはいでいく
  3. 剥げない樹皮との境目を見つける

簡単に剥げるようなら、どんどん剥いでください。カンタンに剥げる部分は食べられて死んでしまっているので、オリーブの健康には影響はありません。

この、樹皮がカンタンにはがれた部分。ここが幼虫が移動した範囲です。このどこかに幼虫がひそんでいます。

その証拠に、内部はオリーブアナアキゾウムシの幼虫に食べられてボロボロになっています。

この部分はすでに死んでるため、樹皮や内側を削り取ってもオリーブに影響はないのでご安心ください。

幼虫のいる場所がわかったら、殺虫剤を撒くだけです。

その時に役に立つのがコレ。

スポイトです。(注射器でもO.K.)

スポイトで穴から殺虫剤をオリーブの内部に注入してください。すみずみまで行き渡るようにタップリと。これで、確実に幼虫を退治するコトができます。

外側にいくら殺虫剤をまいても樹木の中にいる虫には効果が薄いので、直接内側に注入するコトがポイントです。

ゾウムシに効く薬剤として【スミチオン乳剤】があります。ホームセンターでも購入できますので、探してみてください。

根元に穴があいて枝先が枯れてきたオリーブの対応

オリーブの根元に穴があるけど木クズが付いていない場合は、オリーブアナアキゾウムシはいません。大人になり、旅立ったあとです。

そのため幼虫退治のための殺虫剤注入は必要ありませんが、やっておきたいコトが次の2つ

  • オリーブの被害の大きさを確認し、存続か植え替えかを決める
  • これ以上の被害を出さないように、予防対策をしっかりする

まずは被害をうけたオリーブの健康チェックです。

「枝先や幹に枯れた部分がある」ということは、根元の大部分を食い荒らされて水が十分に吸い上げられなくなっているコトです。

オリーブは吸いあげられる水の量に見合った枝葉量になるまで、枯れ続けます。枯れ込みが落ち着いた状態が、そのオリーブが今の時点で生きていける大きさです。

あまりにも生きている枝葉が少なくなっているならば、植替えも1つの方法です。

そのままオリーブを育てるのであれば、気長に大きくなるのを待ちましょう。

庭木のオリーブがしっかり成長するためのゾウムシ予防策

最後に、今元気なオリーブをオリーブアナアキゾウムシの攻撃から守る方法です。オリーブの根元に近づけなくする事で被害は食い止められます。

その方法はこちら。

  • オリーブの根元周りに草花を植えない(根元が見えるようにする)
  • 根元部分にスミチオン乳剤を塗る
  • 根元にネット上の物を巻いて、ゾウムシが樹皮に嚙みつけないようにする

ゾウムシは昼間は茂みの中で生活しています。その草の茂みをオリーブの根元に作らないだけでもゾウムシの予防ができます。加えて、被害にも気が付きやすくなるので、オリーブの周りに草花を植えないようにしましょう

オリーブにゾウムシの幼虫が入るのは、ゾウムシがそこに卵を産みつけるからです。成虫が小さい穴をかじってあけて、その穴に卵を入れていきます。

ゾウムシが根元に近づけなくするために、根元に殺虫剤を塗った上にプラスチックの網目の細かいネットでグルグル巻きにしてください。こうすることで、物理的にゾウムシをシャットアウトしましょう。

ちょっとした対策で、オリーブアナアキゾウムシの被害にあう確率を大幅に減らすことができます。

お庭の大切なオリーブを守って、りっぱなシンボルツリーに育てていきましょう。

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