お庭のモミジが紅葉していない時は

ほほに当たる風が冷たく感じるようになってきました。

ニュースでも紅葉情報が出始めてきました。

京都、日光や箱根等、毎年モミジが真っ赤に紅葉し、多くの人を集めています。

紅葉 葉 モミジ アップ

行きたいけど人の多さで足が遠のいている私は、身近なモミジを楽しもうと思います。

 

身近に紅葉が楽しめるように、自宅の庭にモミジを植えている人も多いはず。

そのモミジが紅葉しないという悩みもチラホラ。

今日はその辺の話をしてみましょう。

 

庭のモミジが紅葉しない理由

紅葉を楽しみに植えた庭のモミジが赤くならない。

その理由は次の事が考えられます。

  • 水が足りない
  • 日当たりが悪い
  • 日中と夜間の寒暖差が少ない

 

写真のように葉がチリチリになっている場合は、水不足が原因です。

モミジ 葉 乾燥害

夏の異常な暑さと強烈な直射日光から葉を守るために、植物は蒸散をして葉の温度が上がらないように一所懸命です。

しかし根から吸収できる水分が少なければ、充分に葉を冷やす事ができません。そうなると、葉は縁からチリチリになっていきます。

モミジ 葉 アップ 乾燥 ダメージ

「葉が紅葉する前に枯れる」ように見えますが、これは乾燥により葉がダメージを受けているのです。

 

もう一つの理由が日当たりの悪さ。

日当たりがよく充分に光合成をしていないと真っ赤になりません。

 

真っ赤に見えるメカニズムは少し複雑。

そこには「光合成でできる糖」と「落葉準備でバラされて収納される葉緑体」が関係しています。

寒くなると落葉樹は葉を落とします。しかし、その前に葉の中にある大切な物を幹に回収します。エネルギーを作る葉緑体はその最たる物。移動できるようコンパクトに分解し、次の年まで幹で保管します。

 

葉を緑色に見せていた葉緑体が分解されるにつれて、葉から緑色が消えていきます。

その一方で、分解されて出てきた葉緑体の残り物と糖がくっついて赤色の色素アントシアニンがどんどんできてくるのです。

 

糖があればあるほど赤くなります。

糖をたくさん作るには日光が必要。

そのため、美しい紅葉には日光が必要なのです。

 

あと、昼と夜の寒暖差も重要な要素の一つ。

京都の紅葉がキレイなのは、盆地で寒暖差が大きいからという事があります。

紅葉がパッとしないのは、都市部で夜も暖かいのではないでしょうか?

 

庭のモミジが水不足になるわけ

合唱曲『紅葉』

♬渓の流れに 散りゆく紅葉

♩波に揺られて 離れて寄って♬

とあるように、モミジの生育場所として頭に浮かぶのは川の側ですよね。

モミジ 紅葉 川辺

モミジは水が大好きな樹木。

写真の様な環境で生きる樹木を、日光がサンサンと降り注ぎ雨の少ない場所に植えると、乾燥でまいってしまいます。

 

ちなみに、乾燥で苦しむ樹木は光が当たっても光合成をしなくなります。この話しはまた今度。

 

モミジの紅葉を楽しみたいならば、

まずは夏場の水やりを試してみてください。

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