庭木によくある株立ちの樹木を植える前に知っておきたいコト

最近新しいマンションの植栽に多い「株立ちの樹木」。

柔らかい印象があり、個人邸でも人気です。

株立ちの樹木とは何なのか、メリット・デメリットをお伝えします。

 

株立ちの樹木の作り方・最適時期

基本樹木は1本の幹を伸ばしています。

複数の幹を根元から伸ばす株立ち樹木は、この1本の幹が失われたためにできた予備システムが働いた結果です。

その作り方は簡単。

スッと伸びる1本の幹を切るだけです。

株立ち樹木 作り方 イラスト

新しく出たくさんの芽からバランス良く複数残して整理すればその後株立ちになります。

広葉樹ならどんな樹種でも問題なく作れます。

 

ではいつ頃切ればいいのでしょうか?

 

【オススメの1本立ちの幹を切る時期】

幹を切る場合、なるべく若い木が良いです。

太い幹だとそれだけ傷口も太くなり、そこから腐朽する可能性が高くなります。

また人間と同じで、若い方が回復も早いので

できるだけ細い内に切った方が良いです。

 

また適した時期は剪定と一緒。

常緑樹は春先

落葉樹は冬のうち

いずれも、木の内部にエネルギーをたっぷりと蓄えていて、リカバリーしやすい時期です。

 

クリスマスツリーのような形の針葉樹は

葉がない場所で切ると、もう芽が出てこないタイプが多いのでやめた方が良いです。

そのまま死んでしまう可能性もあります。

 

株立ち樹木のメリット・デメリット

多くのマンションや個人邸のシンボルツリーとして人気の株立ち樹木。

ソヨゴ、しらかし、シマトネリコとその種類は様々です。

 

人気の理由として

小さい木でもボリュームがあるので植栽直後でも植栽地がスカスカに見えない。ということが1番ですね。

同じ高さでも1本立ちの木よりも枝葉が多いので、しっかり成長した印象があります。

また、一本立ちに比べると同じ高さの木でも幹が細いので、柔らかい感じの樹形を長期間保つことができます。

風にソヨソヨなびく枝葉を眺めるだけでもいやされますよね。

 

では、デメリットは何か。

それは、大きく成長してから起こること。

 

密生して大きくなる幹は、太くなればなるほど隣の幹と接しはじめます。

株立ち 幹 圧迫 イラスト

接して互いを押し始めると、その部分の組織が死んでしまいます。そうなると、枝が枯れたり、幹が根元から倒れる可能性も出てきます。

そうなる前に幹を間引く必要があります。

 

加えていえば、幹を切って作っていく株立ち樹木は、切り口のある根元部分が腐る事があるので頭に入れておいてください。

と言っても2〜30年後の話しですが。

 

とはいえ、株立ち樹木と比べると1本立ち樹木は健康です。なにせ傷がない。

あと、余計な間引きをする必要がありません。

 

植栽当初の見た目ではなく、長い目で見た時の木を考えると

1本立ちの木もオススメです。

 

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