自分で庭木を剪定してみよう

庭に高木を植えた時に、必ずセットで付いてくるのが「木のお手入れ」。

植木屋に頼むとお金もかかるし、たくさん木があるわけじゃないので自分でやりたい。と思う方も多いでしょう。

植木屋をやっている身としては、プロに任せると今後の樹形が違いますよ!と声をあげて言いたいところです。しかし家計の事を考える身になると、いやいや2、3万円でも支出を減らしたいという気持ち、わかります。

色々樹木の剪定について書籍も出ていますが、今回は剪定のコツを書いていきます。これを頭に入れて剪定するだけで、仕上がりが変わってきます。

 

樹木 自然な姿 冬

庭木はどう剪定すれば、カッコよく見えるのか

植木屋の先輩が言う言葉に『上手な剪定は切った事がわからない』があります。

これは、切った事がわからないくらい自然な枝ぶりを維持できている剪定の事。

じゃあどんな形の木が自然に見えるのか?

それは、幹から伸びる枝の太さが、枝先にいくにしたがって細くなっている形。

言い換えると、枝の途中でバツっと切ってしまうと不自然な形になってしまうということ。

途中で切らない切り方をすれば、自然な感じに見えるようになりますよ。

 

剪定の仕方についてのポイント

まず、剪定する意味として

●大きさを今のまま維持する●

これが1番です。

そのために切る枝は木の先端ではなく

もう少し内側。

枝先にはハサミを入れない。これを心がけてください。

樹木 剪定位置 イラスト

 

枝をみると(樹種によってかなり違いますが)

何本にも枝分かれしているのが分かると思います。

さて、切る枝を見分けるポイントは次の2つ

  1. 真上や内側に向かって伸びる枝
  2. 1番太く長く成長している枝

この2つに当てはまる枝を切るだけでいいです。

 

内側や真上に伸びる枝を切る

内側や真上に伸びる枝は「忌み枝」と言って、将来的に樹形を乱す枝になります。

横に広がる枝葉を伸ばす事が自然な形を作ります。真上や内側に伸びる枝は、水平に伸びる自然な形の枝とぶつかる可能性がり、ぶつかるとお互いの枝が傷ついてしまいます。

そうなる前に枝分かれしているところから切ってしまいましょう。

これだけでずいぶんとスッキリ見えます。

 

太く長い枝を切る

どの枝分かれ部分で切るか。

それは、剪定後にどの位の大きさにしたいかで決まります。

枝先から枝分かれ部分を追ってみてください。太い枝を分岐部で切った時に残る方の枝先が、剪定後の木の大きさになります。

ひとつめの分岐部で”もう少し小さくしたい”と思ったら、さらに枝の内側に進んでみてください。

確認の仕方としては1回1番外側の枝分かれ部分で切ってみて、もう少しと思えばさらに内側を切る。というのがいいと思います。

枝 剪定位置 イラスト

ちなみに造園仕事の場合は、このやり方をすると先輩に怒られます。ムダなハサミを使う(1太刀)とスピードが落ちるので、まずは切る枝の見極め!が重要になります。

 

誰でも傷は小さい方がダメージは少ない

私たちも小さい傷はすぐに治りますが、大ケガは治りも遅いしダメージが大きいです。

それは樹木も一緒。

こまめに枝が細いうちに剪定をしてあげください。

 

剪定はコツがわかるととても楽しい作業です。

皆さんも挑戦してみてください。

 

 

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