シンボルツリーを健康に育てるためにはまず土を確認しよう

木の健康はその土壌によって決まります。

木がこれから生きていく場所をしっかりと良い状態にしておく事が植える際のポイント。

木が枯れた、生育が悪いといったお悩みの原因の半分以上は生育環境の悪さから来ています。

 

木は生き物ですので、人間と一緒。

私達も空気の悪い締め切った部屋でジャンクフードばかり食べる生活をしているといずれ体を壊します。

私は大学入学当初、ゆで卵にマヨネーズをかけて食べるという恐ろしい食生活をしていて、健康診断で医者にこっぴどく怒られた事があります。なんでもコレステロール値が異常に高くなっていたとか。

いくら薬を飲んでも、その生活環境(習慣)を変えないと健康になりません。

栄養を吸収して体を作る。人間で言う「食事」が、植物での「根からの養水分の吸収」です。

植える場所の土を良くする。これが一番重要です。

手ですくった土

 

シンボルツリーのための良い土の作り方

マンションや建売住宅の植栽にいった際に驚くのが、植栽するはずの土の悪さ。

「え?ここに植えるの?絶対に育たないでしょ?」なんて事もしばしばです。

そんな場所に植栽された木は例外なく1年後には状態が悪くなっています。

せっかく植えた愛木がそんな事にならないように

そこでまずは現在の土の状況をチェックしてください。

 

木を元気に育てるための土の確認ポイント

木は栄養がたっぷりのふかふかの土が大好き。

根を十分に伸ばせるし、そこから栄養をじゃんじゃん吸って大きく健康に育つ事ができるから。

お庭の土を掘ってみて、確認してほしい事はコレ。

 

・コンクリートのかけらが入っていないか

・土は簡単に掘れる硬さか

・土は黒っぽい色をしているか

・土の厚みはどのくらいあるか

 

では1つ1つ確認していきましょう。

 

1.コンクリートなどの建設材料は混入していないか

土の中に埋めてあるコンクリートの塊。

これらは、土をアルカリ性にしてしまいます。植物にとってアルカリの土はNG。

色々な悪い影響が出てきます。

なぜ、コンクリートが土の中にあるのか?それは、建物を建てるために地盤を固めて、コンクリートで補強して‥。そんな工事の名残です。工事現場 造成 重機

庭の土に埋められているコンクリートを全て取り除く事は出来ませんが、せめて木が根を伸ばす範囲 1m×1m×1mくらいは取り除いてあげてください。

 

2.あまり固すぎる土だと植物だって根を伸ばせない

硬い地面もなんのその。たくましく根を伸ばす植栽たち。と言ったイメージがありますが、固いところをドリルのように進んでいる訳ではありません。

固い石などの隙間の柔らかいところに根を潜り込ませているのです。

スコップを振り下ろしても、やっと数10センチ掘れる程度、私たちがヒーヒー言いながら穴を掘るようでは植栽たちもお手上げ。立ちはだかる固い壁の前では手も足も根も出せません。

石などの固い部分があってもいいんです。その周りに根が伸ばせる隙間があれば。

人間が重機を使ってペッタンペッタン全体を固めてしまわなければ。

固い土は一度人力で掘り起こし、有機肥料を軽く混ぜてあげれば大丈夫です。

 

3.黒い土は木が喜ぶ

黒土 スコップ 植える

黒土と呼ばれる土があります。

有機肥料がたくさん含まれた栄養満タンの土。水はけのよい植物を育てるのに適した土です。

家の土を掘ってみて赤っぽい土ばかりがでてきたら、土の改善が必要。

有機肥料や黒土を足して、栄養のある水はけのよい土にしてください。

本来赤土は、雨などの水を含むと粘土のようにべちゃべちゃになります。そのまま乾燥するとカチカチになりやすいので、根が伸びにくくなる可能性が。

赤土 地表面

↑赤土はこんな色です。

 

4.根は横にも下にも伸びるので、土の厚みも重要です

一般的に、高木が育つために必要な土の厚さは最低60cmと言われています。「最低」なので、できれば1mはほしいところです。

基礎や配管など都会の地下は障害物がいっぱい。高木を植えると決まった場所でも土の深さがわずかしか作っていない場所も。

植物は根を広く深く張り巡らせて、体を支えています。台風で倒れないのは、この根のおかげ。

今後 台風のたびに心配しなくていいように、目に見えないしっかりとしたスペースをあげましょう。

まさに、縁の下の力持ちです。

 

どうでしたか?

この4点を考えて処置をするだけで、今後の悩みがずいぶんと減るはずです。

土つくりを面倒くさがらず、ステキなシンボルツリーのために少しだけ時間をかけてあげてください。

きっと木もその頑張りに答えてくれます。

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