造園作業でのアウトローな親方の伝説こばなし

「安全は全ての事に優先される」

建設現場で良く言われる事ですが、 木のお手入れにおいてもまさその通り。

いくら早く上手に剪定できても、落ちて怪我をしちゃしょうがない。

 

でも造園業も危険がいっぱい。

高い木に登るし、大きなダンプ車を運転するし 夏にはスズメバチの襲撃に遭うことも。

 

そんな中「大丈夫だろ」という一言で全ての危険を乗り越えようとする輩が。

60歳過ぎのわが親方です。

 

わが親方のツワモノ話〜スズメバチの巣とり〜

昔は今より緩かったのか 危険を乗り越えて生き残った自負があるのか 「全ての事は大丈夫だろで乗り越え」という感じです。

同僚が親方とお得意様邸の手入れにいった時の話です。

手入れをしていると 軒下に大きなスズメバチの巣を発見。

スズメバチの巣 屋根

キレイに丸く仕上がっていて、周りには活動中のスズメバチがブーンブーン。

危険度 2 (5段階評価)  

同僚村山「これ、危険ですね。とらないとマズいですねすよね。」

親方「そうだな。ハチノックスプレー持ってこい。」

村山「はい。」

 

市販のハチノックスプレーを蜂の巣にかけて ハチが弱った後に巣を撤去する従来通りの作戦。

危険度 3 よくある事です。   そこに家の主人登場。

主人「見事な蜂の巣でしょー。キレイなんですよね。 できればこのまま飾り物にしたいんですが。できるだけ壊さずに取れますか?」

村山の心情「ムリムリムリムリ」

親方「・・・・・・考え中」

その時、親方の中で   “村山の安全 < スズメバチの巣の無傷ゲット = お客様の満足” が出来上がる。

注)親方は、お客様の要望を可能な限り叶えようとする 昔ながらの庭職人です。

 

親方「よし、スプレーすると表面が汚くなるから、こうしよう。」

村山「・・・嫌な予感」

親方「お前はスズメバチの巣の下で、このビニール袋の口を開けて待ってろ。 俺が上からこの長柄バサミで巣を落とすから、 ビニール袋で受け止めてすぐに口をしめろ!!」

村山「えーーーーーーーーーーーー!!」

 

巣の周りには、スズメバチがブーンブーン。

スズメバチ アップ 顔

巣を落とされる緊急事態になると、 どんだけの精鋭部隊が飛び出してくるやら。

村山「ムリーーーーーーーーーーーーー!! 絶対ムリですってーーーーーーーーーー!!」

親方「大丈夫だろ。」

 

村山には、この後の大惨事(自分だけ)がはっきりと想像できたそうです。

 

その後、何とか親方を説得して (スプレーでハチを殺さないとお客様が危険と言って) 村山が無事のままスズメバチの巣を撤去したそうです。

 

めでたし めでたし

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